もしあなたがウクライナで生まれたら
地球の赤ちゃんの639人に1人がウクライナで生まれます。年間およそ20.7万人です。生まれる場所がくじで決まるなら、あなたがここに生まれる確率は639人に1人です。以下では、統計から見たここで生まれた子どもの人生と、ゲームでここで生きた3つの人生を紹介します。
この国の特徴
- ここでは平均して、世界平均より1.1年長く生きます。74.6年に対して世界平均は73.5年です。
- ここでは子ども100人のうち0.8人が5歳になる前に亡くなります。世界平均の4.7分の1です。
- 世界銀行の分類では高中所得国です。このような国は世界に52か国あり、世界の赤ちゃん100人のうち25人がそこで生まれます。
- ここでは女性一人あたり平均1.0人の子どもがいます。世界平均は2.2です。
- ここの出生率は、世界で低い方から10位以内に入ります。
- 所得格差が世界で最も小さい10か国の一つです(ジニ係数25.6)。
- 世界で自殺率がとくに高い10か国のひとつです。1年に人口10万人あたり21.2人です。
数字で見る確率
| 指標 | ウクライナ | 世界 |
|---|---|---|
| 年間の出生数 | 206,944 | 132,315,943 |
| ここで生まれる確率 | 639人に1人 | — |
| 平均寿命(男性) | 69.8年 | 71年 |
| 平均寿命(女性) | 79.4年 | 75.9年 |
| 1歳になる前に亡くなる子ども(子ども100人あたり) | 0.8 | 2.8 |
| 5歳になる前に亡くなる子ども(子ども100人あたり) | 0.8 | 3.7 |
| 15歳から60歳の間に亡くなる人(男性100人あたり) | 24 | 17 |
| 15歳から60歳の間に亡くなる人(女性100人あたり) | 8.5 | 11 |
| 妊産婦死亡(出産10万件あたり) | 15 | 187 |
| 女性一人あたりの子どもの数 | 1.0 | 2.2 |
| 一人あたりの年間GDP(購買力平価) | 18,900ドル | 25,400ドル |
| 所得格差、ジニ係数(0~100) | 25.6 | — |
| 読み書きができる人(成人100人あたり) | 99 | 86 |
| 成人の平均就学年数 | 11.1年 | 8.4年 |
| 高等教育の総就学率(100を超えることがあります) | 87 | 48 |
| 18歳前に結婚した人(若い女性100人あたり) | 9.1 | 16 |
| 都市に住む人(100人あたり) | 70 | 58 |
| 農業で働く人(就業者100人あたり) | 14 | 27 |
| 働いている、または仕事を探している人(女性100人あたり) | 48 | 48 |
| HIVとともに生きる人(15~49歳の成人100人あたり) | ≈1 | 0.7 |
| 年間の殺人件数(人口10万人あたり) | 3.8 | 4.8 |
| 年間の交通事故死者数(人口10万人あたり) | 10.5 | 15 |
| 年間の自殺者数(人口10万人あたり) | 21.2 | 9.1 |
| たばこを使う人(成人100人あたり) | 24 | 20 |
| 外国生まれの人(住民100人あたり) | 13 | 3.7 |
| 人生の評価(0~10) | 4.7 | 5.4 |
「世界」は人口で重みづけした平均です。子どもと妊産婦の死亡率は出生数で重みづけしています。≈は推計値で、この国の公表された数字はありません。
ゲームでここで生きた3つの人生
ウクライナで生まれた子どもの人生は、こうなっていたかもしれません。このゲームはプレイヤーなしで、この国の数字に基づいて20人分の人生を自分で生きました。ここではそのうち三つを紹介します。いちばん短いものの一つ、真ん中のもの、いちばん長いものの一つです。
- Kateryna Savchuk
2026年、ウクライナの農村部に最も貧しい家庭のひとつとして生まれました。 学歴:大学卒業(情報科学)。 37年間働きました。最後の職業は事務員。 結婚しています。 子ども:1人。 死亡時の年齢:61年。原因:エイズ。 - Oleksandra Rudenko
2026年、Kyiv、ウクライナに最も貧しい家庭のひとつとして生まれました。 学歴:大学卒業(芸術・デザイン)。 38年間働きました。 配偶者と死別しました。 子ども:1人。 孫:3人。 死亡時の年齢:77年。原因:心筋梗塞。 - Veronika Tkachenko
2026年、ウクライナの農村部に最も裕福な家庭のひとつとして生まれました。 学歴:博士号(医学)。 37年間働きました。 アメリカ合衆国へ引っ越しました。 死亡時の年齢:92年。原因:心不全。
この人たちは架空の人物で、3つの人生は統計ではありません。本当の数字は上の表にあります。
1in8Bでは国を選べません。くじで決まります。この国が出る確率は639人に1人です。
生まれるほかの国
データ:国連、世界銀行(2026年10月8日版)、WHO、UNICEF、UNESCO、ILO、World Happiness Report。 数字の出どころと、ゲームの中で本当のこと