もしあなたがタンザニアで生まれたら
地球の赤ちゃんの55人に1人がタンザニアで生まれます。年間およそ239万人です。生まれる場所がくじで決まるなら、あなたがここに生まれる確率は55人に1人です。以下では、統計から見たここで生まれた子どもの人生と、ゲームでここで生きた3つの人生を紹介します。
この国の特徴
- ここでは平均して、世界平均より6.3年短く生きます。67.2年に対して世界平均は73.5年です。
- ここでは子ども100人のうち3.7人が5歳になる前に亡くなります。世界平均とほぼ同じです。
- 世界銀行の分類では低中所得国です。このような国は世界に46か国あり、世界の赤ちゃん100人のうち46人がそこで生まれます。
- ここでは女性一人あたり平均4.5人の子どもがいます。世界平均は2.2です。
- 大学に進学する若者が世界で最も少ない10か国の一つです。
- 農業で働く人が世界でとくに多い10か国のひとつです。働く人100人中65人が農業に従事しています。
数字で見る確率
| 指標 | タンザニア | 世界 |
|---|---|---|
| 年間の出生数 | 2,385,962 | 132,315,943 |
| ここで生まれる確率 | 55人に1人 | — |
| 平均寿命(男性) | 64.4年 | 71年 |
| 平均寿命(女性) | 70年 | 75.9年 |
| 1歳になる前に亡くなる子ども(子ども100人あたり) | 2.9 | 2.8 |
| 5歳になる前に亡くなる子ども(子ども100人あたり) | 3.7 | 3.7 |
| 15歳から60歳の間に亡くなる人(男性100人あたり) | 28 | 17 |
| 15歳から60歳の間に亡くなる人(女性100人あたり) | 20 | 11 |
| 妊産婦死亡(出産10万件あたり) | 276 | 187 |
| 女性一人あたりの子どもの数 | 4.5 | 2.2 |
| 一人あたりの年間GDP(購買力平価) | 4,470ドル | 25,400ドル |
| 所得格差、ジニ係数(0~100) | 40.5 | — |
| 読み書きができる人(成人100人あたり) | 78 | 86 |
| 成人の平均就学年数 | 6.1年 | 8.4年 |
| 高等教育の総就学率(100を超えることがあります) | 4 | 48 |
| 18歳前に結婚した人(若い女性100人あたり) | 29 | 16 |
| 都市に住む人(100人あたり) | 37 | 58 |
| 農業で働く人(就業者100人あたり) | 65 | 27 |
| 働いている、または仕事を探している人(女性100人あたり) | 80 | 48 |
| HIVとともに生きる人(15~49歳の成人100人あたり) | 3.5 | 0.7 |
| 年間の殺人件数(人口10万人あたり) | 3.7 | 4.8 |
| 年間の交通事故死者数(人口10万人あたり) | 15.8 | 15 |
| 年間の自殺者数(人口10万人あたり) | 5.1 | 9.1 |
| たばこを使う人(成人100人あたり) | 7.7 | 20 |
| 外国生まれの人(住民100人あたり) | 0.7 | 3.7 |
| 人生の評価(0~10) | 3.9 | 5.4 |
「世界」は人口で重みづけした平均です。子どもと妊産婦の死亡率は出生数で重みづけしています。≈は推計値で、この国の公表された数字はありません。
ゲームでここで生きた3つの人生
タンザニアで生まれた子どもの人生は、こうなっていたかもしれません。このゲームはプレイヤーなしで、この国の数字に基づいて20人分の人生を自分で生きました。ここではそのうち三つを紹介します。いちばん短いものの一つ、真ん中のもの、いちばん長いものの一つです。
- Halima Nyerere
2026年、Dar es Salaam、タンザニアに裕福な家庭として生まれました。 学歴:小学校。 22年間働きました。最後の職業は従業員を抱える事業主。 結婚しています。 子ども:5人。 死亡時の年齢:38年。原因:重い感染症。 - Mwanahawa Mfinanga
2026年、タンザニアの農村部に最も貧しい家庭のひとつとして生まれました。 学歴:小学校。 53年間働きました。最後の職業は警備員。 配偶者と死別しました。 子ども:5人。 孫:26人。 死亡時の年齢:66年。原因:脳卒中。 - Juma Salim
2026年、小さな町、タンザニアに裕福な家庭として生まれました。 学歴:小学校。 60年間働きました。 結婚しています。 子ども:6人。 孫:19人。 死亡時の年齢:82年。原因:心筋梗塞。
この人たちは架空の人物で、3つの人生は統計ではありません。本当の数字は上の表にあります。
1in8Bでは国を選べません。くじで決まります。この国が出る確率は55人に1人です。
生まれるほかの国
データ:国連、世界銀行(2026年10月8日版)、WHO、UNICEF、UNESCO、ILO、World Happiness Report。 数字の出どころと、ゲームの中で本当のこと