もしあなたがケニアで生まれたら
地球の赤ちゃんの87人に1人がケニアで生まれます。年間およそ152万人です。生まれる場所がくじで決まるなら、あなたがここに生まれる確率は87人に1人です。以下では、統計から見たここで生まれた子どもの人生と、ゲームでここで生きた3つの人生を紹介します。
この国の特徴
- ここでは平均して、世界平均より9.6年短く生きます。63.9年に対して世界平均は73.5年です。
- ここでは子ども100人のうち3.9人が5歳になる前に亡くなります。世界平均とほぼ同じです。
- 世界銀行の分類では低中所得国です。このような国は世界に46か国あり、世界の赤ちゃん100人のうち46人がそこで生まれます。
- ここでは女性一人あたり平均3.2人の子どもがいます。世界平均は2.2です。
- 世界で交通事故による死者がとくに多い10か国のひとつです。1年に人口10万人あたり28.2人です。
数字で見る確率
| 指標 | ケニア | 世界 |
|---|---|---|
| 年間の出生数 | 1,521,884 | 132,315,943 |
| ここで生まれる確率 | 87人に1人 | — |
| 平均寿命(男性) | 61.6年 | 71年 |
| 平均寿命(女性) | 66.1年 | 75.9年 |
| 1歳になる前に亡くなる子ども(子ども100人あたり) | 3.4 | 2.8 |
| 5歳になる前に亡くなる子ども(子ども100人あたり) | 3.9 | 3.7 |
| 15歳から60歳の間に亡くなる人(男性100人あたり) | 35 | 17 |
| 15歳から60歳の間に亡くなる人(女性100人あたり) | 27 | 11 |
| 妊産婦死亡(出産10万件あたり) | 149 | 187 |
| 女性一人あたりの子どもの数 | 3.2 | 2.2 |
| 一人あたりの年間GDP(購買力平価) | 7,020ドル | 25,400ドル |
| 所得格差、ジニ係数(0~100) | 38.5 | — |
| 読み書きができる人(成人100人あたり) | 82 | 86 |
| 成人の平均就学年数 | 8.6年 | 8.4年 |
| 高等教育の総就学率(100を超えることがあります) | 10 | 48 |
| 18歳前に結婚した人(若い女性100人あたり) | 13 | 16 |
| 都市に住む人(100人あたり) | 32 | 58 |
| 農業で働く人(就業者100人あたり) | 46 | 27 |
| 働いている、または仕事を探している人(女性100人あたり) | 63 | 48 |
| HIVとともに生きる人(15~49歳の成人100人あたり) | 3 | 0.7 |
| 年間の殺人件数(人口10万人あたり) | 4.9 | 4.8 |
| 年間の交通事故死者数(人口10万人あたり) | 28.2 | 15 |
| 年間の自殺者数(人口10万人あたり) | 4.6 | 9.1 |
| たばこを使う人(成人100人あたり) | 9.6 | 20 |
| 外国生まれの人(住民100人あたり) | 1.8 | 3.7 |
| 人生の評価(0~10) | 4.7 | 5.4 |
「世界」は人口で重みづけした平均です。子どもと妊産婦の死亡率は出生数で重みづけしています。≈は推計値で、この国の公表された数字はありません。
ゲームでここで生きた3つの人生
ケニアで生まれた子どもの人生は、こうなっていたかもしれません。このゲームはプレイヤーなしで、この国の数字に基づいて20人分の人生を自分で生きました。ここではそのうち三つを紹介します。いちばん短いものの一つ、真ん中のもの、いちばん長いものの一つです。
- Brenda Cheruiyot
2026年、ケニアの農村部に中流の家庭として生まれました。 学歴:高校卒業。 38年間働きました。最後の職業はタクシー運転手。 カナダへ引っ越しました。 結婚しています。 死亡時の年齢:58年。原因:心筋梗塞。 - Jepkosgei Musyoka
2026年、ケニアの農村部に裕福な家庭として生まれました。 学歴:高校卒業。 51年間働きました。最後の職業は牧畜民。 離婚を経験しました。 子ども:4人。 孫:15人。 死亡時の年齢:71年。原因:がん。 - Lucy Njuguna
2026年、ケニアの農村部に裕福な家庭として生まれました。 学歴:高校卒業。 54年間働きました。 離婚を経験しました。 子ども:4人。 孫:13人。 死亡時の年齢:89年。原因:慢性の肺の病気。
この人たちは架空の人物で、3つの人生は統計ではありません。本当の数字は上の表にあります。
1in8Bでは国を選べません。くじで決まります。この国が出る確率は87人に1人です。
生まれるほかの国
データ:国連、世界銀行(2026年10月8日版)、WHO、UNICEF、UNESCO、ILO、World Happiness Report。 数字の出どころと、ゲームの中で本当のこと